君が望む永遠・各シナリオ所見

MACHINA EX DEO

.............................PREPLAY
............第1章から第2章冒頭まで

PREPLAY&初見所見

誠恥ずかしながら、ワタクシ10月になるまで、この作品のことをまったく知りませんでした。

そもそも昨年冬コミ頃を最後にゲームをまったくプレイできない状況下だったので、当然雑誌等も買わず、ネットも漁らず…世の中が「あんな」騒ぎになっているとは露知らず。

ようやく余裕もできた10月、ふと思い立ってなんとなく入手してみたのはいいものの、インストール直後にディスククラッシュ。しかもOSディスク。復旧にてんやわんやですっかり頭から抜け落ちておりました。(この罰当たりめが…)

そんなわけで、ようやく10/25に何の事前情報もなく第1章をプレイ
当然のように即時発症して眠れなくなり、26日中に怒涛のように遙エンドまで突っ走り。

その後数日、冗談抜きに社会不適合者になってましたよ……

その後ネットを廻って「そんな凄まじいゲーム」だったことを後から知ったドアホウだったのです(--;;

おかげでサントラもドラマCDも慌てて追いかけだした今日この頃。…いやぁ、一気にこっちの世界へ復帰する強力なモチベーションになっちまいましたね( ̄ー ̄)

てなわけでようやく各シナリオひと段落したところで、以下、各シナリオ所見です。遅ェよ!というツッコミもあるでしょうが、お暇でしたら第二次感染者の戯言にお付き合いくださいませ……
 
 

第1章から第2章冒頭まで

怒涛のように遙エンドまで突っ走ったファーストプレイでした(^^;;

さて、まず私が第1章の最後で受けた衝撃は相当なモノでしたが、それよりも2章の冒頭で受けた息詰まりの方が若干インパクト強かったかも。事故…それは悲しむべきことですが、「それでも人生は続いていく」という描写に息が詰まるような現実味を感じてしまったわけですね。これで主人公が3年も待ち続けていたのなら、このゲームにこれほどの思い入れをすることもなかったでしょう。

あまりに自分の過去に重なってしまって非常に辛かった、ってのもありますが。

全体として、ゼロではないですが、無理な設定や表現が少なかったのが非常に好印象。
もちろんこの手のゲームである以上、ハナっから主人公に惚れている女の子がいるというご都合はしょうがないのですけど……(^^;; それもちゃんとした理由があったし、漠然と「優しい悪くない男だから最初から10人が惚れている」というようなどうしようもない(!)状況ではなかったわけですし。

その後の「人生最初の恋愛」がかなり自然に掛けていたおかげで、最後の衝撃がある。
その描写と衝撃のおかげで、2章の冒頭の、ある種淡々とした描写も生きてくる。───うーん、巧い。

ま、所詮「最初の1ヶ月」の描写です。これを見るだけでは、果たして何もおきなかったとして、遙と孝之がその後うまくやっていけたかを判断するには足りないですが。それゆえ、いろいろと想像する余地があるのもよし、2章で「もしあの時……」と悩むもよしの「第1章」と仕上がっているのでしょうね。

とにかくプレイしていて幸せ♪な第1章です。
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