VERBA VOLANT, SCRIPTA MANENT.

如星的茶葉暮らし

■ 12月 ■

←11月 01月→

酒の一滴は血の一滴。茶の一滴は心の一滴。ネタの一滴は人生の発露。


 

【2010-12-17-金】

冬コミのご案内@西ね-18a

前回の日記で「来月の如星さんをお楽しみに!」と書いたら危うく来年の如星さんになりそうだった如星さんです。

さておき、遅ればせながら「神慮の機械」は無事冬コミに当選いたしました。

3日目(金)西ね-18a「神慮の機械」にて、またしても俗世の都合を捨てて参れの大晦日コミケ、オタクの猛者たる皆様のお越しをお待ちしております!

さて、今年は夏コミが涙の落選となってしまったため、実に一年ぶりの新刊発行となります。もちろん今年もお届けするのは、マブラヴ・オルタネイティヴ二次創作全力小説本「オルタネイティヴ・ストーリィ」。3回目を迎える今回も私・維如星他、オルタを愛する野郎どもの熱い作品をお届けいたします。カバーはあの方、ネタ帯も全力投球で御健在にて乞う御期待。

詳細はまた後日こちらのページで公開予定ですので、今しばらくお待ちくださいませ。ていうかまだ書いてるよ!

それからもう一つ

今年もやります「国際オルタバカ会議」。こちらはコミケ初日の12/29に秋葉原にて、詳細はリンク先のページにて公開予定です。

……しかしわずか一年前のこの頃は、メカ本のロールアウトに沸いていたんですよねぇ。何だか随分と前の事のように思いますが、今年もデイアフターのシナリオからロサンゼルスのアニメエキスポ行など、本当に色々ありました。いや現在進行形で色々あるわけですが、その辺のお話も29日には出るのではないかと思います。こちらも是非ご参加くださいませ:)

(2010/12/17)

→ コメントを書く

【2010-12-26-日】

冬コミ新刊「オルタネイティヴ・ストーリィ3」

お待たせいたしました。冬コミ新刊最新情報のご案内です。

先日参加を告知したとおり、今冬CM79、西ね-18a「神慮の機械」にて、マブラヴ・オルタネイティヴ二次創作小説集「オルタネイティヴ・ストーリィ3」を発行いたします!

今回も私・維如星他、実力派執筆陣による計4名にてお届けします。カバーは素敵モニカの蒔島梓さん、もちろんネタ帯も健在です。乞う御期待。

収録作品・著者紹介

Grenadier「烈士・徐小紅Brave Little Scarlet

「フーフェン各機、聞いてのとおりよ! 各隊陣形そのまま、一気に岳陽を解放するッ!」

重なる十の了解。随所で組まれた楔が敵の手に落ちつつある都市に照準を合わせ、進撃の足を速める。当然のようにその先陣は、小紅が務めていた───

前回北欧を舞台に共産っ娘を描いてフライドチキンデビューを果たしたGrenadier氏、今回も赤色娘にてご登場。舞台は統一中華戦線、二国制度とプロパガンダの狭間で苦しみながらも戦い続ける一人の少女、そしてそんな彼女を複雑な位置から見守る男の物語です。……何気におっさんミーツガール?

内田弘樹「レッド・スカイ・モーニング」

……右の肩口に記されたマーキングはさらに奇妙だった。ソ連軍の所属であれば、白帯で囲まれた赤い星が描かれるのが定番であったが、そこに記されているのは長方形の白地に赤い星という、世界中のどこにもない国家のマーキングだった───

次はお馴染み内田弘樹氏より、図らずも赤色作品が続きます。舞台は極寒の地シベリア、ソビエト政府にすら見捨てられた戦線で、歴史に忘れられた者たちは何を語るのか──前作の王道(?)ボーイミーツガール「彼女の人生の物語」から一転し、皮肉のスパイスがたっぷりと利かせられた「何処か懐かしい」赤い日本人の物語をお届けします。

有栖山葡萄「京塚食堂繁盛記Master Chief Never Surrenders

「あぁもう煮え切らないね、童貞こじらせて死んでいく気かい! あんたはあたしの飯が食いたいだけなのか、それともあたしと一緒にいたいのか、一体どっちなんだい!!」

今回もフライドチキンズへの新たなる参加者の登場です! 10年来の君望二次創作小説作家、有栖山葡萄氏より、情念溢れる最強曹長(ザ・マスター・チーフ)、京塚志津江ストーリーを頂戴いたしました! ……戦闘モノ、戦術機モノを主領域としてきた本シリーズではある意味異色となる、しかし確かなオルタ世界の一部である後方、人間ドラマを中心に据えた物語となっています。おっさんだけは、読んでくれ。

維如星「ローマの終日ROMANI MUNDI FINIS・前中編」

『──待機中の戦術機部隊は直ちに出撃せよ。繰り返す、全機、直ちに出撃せよ。海を渡れ!』

海を渡れオルトレ・イル・マーレ。そうだ、彼女は海を渡るのだ──逸る心がフットペダルに僅かな圧力となって伝わり、トルナードの敏感な管制システムが更なる推進剤を跳躍ユニットへと流し込む。排気ノズルが男根を求める膣口の如く蠢き、噴出の瞬間を今かと備えている───

ラストは私、維如星がお届けするモニカ・ジアコーザの物語「ローマの終日」、前作に続く中編となり、後半エピソードへの中間点となる彼女の心の葛藤が描かれます。また本作はご要望のあった戦闘シーン他、全面的な加筆・改筆を行った「前編」が含まれておりますので、前作をお持ちで無い方も本作より読み始めることができます。

ちなみに今回はロリヒゲ大尉とは別のおっさん隊長大活躍。ジラソーレ中隊長、レオーネ・ヴィルノ大尉にご期待ください。「神慮の機械」はおっさんミーツガールを応援しています!

以上、それでは12月は31日の大晦日、冬コミ会場でお会いしましょう! なお如星は主に午後中心で自スペースにいるかと思いますので、おっさんの面を眺めてみたい奇特な方はその辺りの時間でお願いいたします!

(2010/12/26)

→ コメントを書く


 
←11月 01月→
▼ご意見・ご批判・恋文等あればこちらまで。なお公開してよい内容でしたら掲示板へどうぞ。
※メールアドレスはこちらからの返信用であり任意ですが、無記名の場合は日記内でご投稿
内容の引用を含めた公開回答を行わせていただく場合があります。
(ハンドル名等で結構です)
(返信用。空でも結構です)
(適当な概要をご入力ください)