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如星的茶葉暮らし

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酒の一滴は血の一滴。茶の一滴は心の一滴。ネタの一滴は人生の発露。


 

【2009-03-29-日】

最近の如星:怖い人疑惑と議論の血

どんどん月刊化してしまっているこの日記。考えが溜まる前にtwitterで吐き出してしまっているのも大きいし、単に日記を書く習慣が抜けてしまったという点も否めない。ただ、やはり「他人が読むことを考慮して」「思考を文章の形にまとめることを」「定期的かつ長く続ける」こと自体は文章書きとして必須の習練だとも思うので、何とか再開していきたいところ。要点だけを前後の脈絡無くズバッと切り出しているだけのtwitter等ミニブログではカバーできない面でもあるしね。

怖い人疑惑

ところで、先日ひまわりオフに参加した時のこと、どうもtwitterのTL等を見ている方からは「怖い人」「厳しい人」だと思われていたことが判明し、大層ショックを受けた如星がここに一名。

確かに「自身の創作に関すること」については厳しいというか、斯くありたいなぁという表現を多々していたので誤解が生まれやすかったのかもしれない。本人は物語と桃色髪が大好きなだけのしがないオタクでございます(アレは現実にはピーチブロンドなのであってピンク髪じゃないのですよ派)

ただ、先日如星を良く知るぶどうさんより一言、「基本的に断言というか、文意が一意になるように明確に言葉を書くのが、twitterみたいな場所の日本語だと特殊なのでは」と。……確かに、発言の傾向はそうかもしれない。単に「〜と思う」なんて表現は自分自身が呟いてるんだから自明でしょ、と省いてしまっているだけなのが一つ、あと発言が一意というか「どっちつかず」にならないよう文を組み立ててしまうのは、もう無意識的に物書き癖でしてることなのでしょうがないかなーと。

しかし別に断言してるからといって頑固でも「自説を絶対曲げない派」ではないし、自説が正しいことなんて議論の面白さや新しい発見の前には無価値だとすら思ってるプライドの無さ、膝を打って同意し目からスケイルフォーリンな瞬間を求めて他人と会話しているわけなので、そういう印象を与えてるなら考えないといかんなー、と感じている昨今なのである。

議論好きの血

とは言え、そもそも「議論が好き」という時点でアウツという説もある。如星にとって「議論する」なんて割りと当たり前のことだし、それはあくまで「論」の話であって「個人」の話じゃないし、おまけに「討論」でもないので先にも述べた通り自説なんてガンガン曲げちゃうんだけど、それでも世の中一般では「声高に言い合っているだけで喧嘩扱い」という空気も存在する。例えば先日のひまわりオフでは、最近物語論では気心しれてきたはし君とひまわり2章必要性説についてやり合っていたら周りに心配されてしまったり。

おまけに「如星」という「ネット人格」は、元々「言いたいことは言う、空気の奴隷化は拒否、多少の軋轢は許容」というスタンスで構築していることもあり、twitter上でも結構フリーダムに喧々諤々やってしまうこともある。対面ならまだしも、まぁ確かに文字情報だけ、かつ断言口調でガンガンやってると、「絶対撤回しない」な人が叫んでいるようにも見えてしまうだろう。ここは別に「空気の奴隷化」ではないとして、上の印象の話と絡めて、より有益な対話を引き出すためにも自重していこーと思った次第。

……ま、「議論のお作法」を知ってる人同士だとこの辺遠慮しなくていいから楽なんだけどね。多少議論になるとすぐ人格攻撃等々のアンチパターンを持ち出してディフェンスに走る相手には苦労する。別にそこまで必死に防御しなくても首を取りに行ったり、しないのになー。

(2009/03/29)

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【2009-03-30-月】

最近の如星2:オルタとかとらドラとか

追加で近況報告というか生存確認というか、まとめて。

オルタ短編執筆

先月に引き続きHobbyJAPAN5月号にて、マブラヴ・オルタ戦術機特集「TSFIA」第20回、軌道降下兵を扱った“Dive into the Hell”を書かせていただきました。

第二世代最強と言われながらヤラレメカの感が無くも無いF-15Eの話です。ホントに強いよ。……というのはさておき、昨夏ファンブックに掲載された「チキンダイバーズ」をご存知の方であれば、微妙に番外編の形を取っているのに気づかれるかと思います。チキンをご存知の方は是非ご一読くださいませ:)

とらドラ:Operation TDRF Completed!

今更ながらとらドラにハマりましたよ、ええ。誰ですか「如星さん向きではない」と言ったのは! 私がめっちゃ好きなタイプの話作りじゃなすか! これはいいラブコメ、というよりキチンと青年の闘争物語でしたね。心で近接格闘戦をやる物語は大好きなのです。

ま、正確に言えば「薦められなかった」のは原作小説版であり、今回ハマったのはアニメ版なわけですが。小説版のほうも全巻読みきりましたが、出来栄えとしては総じてアニメの方が上かな、という珍しいケース。今のところ「作者が素晴らしい素材を揃え、小説で調理例を提示し、アニメ側で逸品料理に作り上げた」という印象です。

……いやもう、二晩半で23話分を追い掛け24話目放映開始20分前に視聴完了させ、24話目をオンタイムで正座して見るというプレイに走ったぐらいには惚れ込みましたよ、アニメ版。相変わらず中の人に興味が無く、生まれて初めて釘宮という人の声を個体認識した程度の男ですが(ひどい)、実際その演技、というか芝居の巧さにも圧倒されていたり。

物語の解読や、「アニメでしか成し得ない翻案」という観点については、久々に真面目に感想を書こうと思ってます。君望やhollowで感じたテーマがてんこ盛りで、いやいやこれはなかなか読み解きがいがありますよ。うふ。

ちなみに大河派。世間様はあーみん派のようですが、ええい黙れ黙れ。

夏コミその他同人関連の予定など

今夏は堂々アージュ系にて申込み済みです。現在某帝国の守護者な方とのコラボを画策中、乞う御期待。次回もあたしに惚れていいわよ!(何)

また定番化しておりますヤンデレアンソロジー「属性yd」、次回は5月ごろ有栖山公園より刊行予定です。……元々は執筆参加というお誘いもあったのですが、色々と原稿が積みあがっているため例によってデザインのみでの参加。前々回の電撃風、前回の百花構想風と来て、どんな傾向のデザインにするか頭を悩ませているところです。

後は何処かのイベントでとらドラ本でも出したい気分。いえい。

(2009/03/30)

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