VERBA VOLANT, SCRIPTA MANENT.
今日で、カタをつけたい。アパム、弾…………
「俺、この原稿が終わったら」の後に突っ込んだ事項があまりに溜まり過ぎて消化不可能と判断されフラグを待つ間も無く40秒後に心臓麻痺。グェァー。
ちなみに「ひまわり」小説本ですが、既に絵師様と「大吟醸向日葵を抱えて満天の星をぼんやり見上げるアクア」で話がまとまっております。今宵、地球を杯にして。うふふ。俺、この原稿が終わったらアクアと……(36、37、38……)
前回の夏コミ発行物のお知らせに何点か追加情報です。
まず、アージュ様側で追加情報が公開されましたマブラヴオルタファンブック「Operation Lunatic-Dawn: BASE521」につきまして。……はい、こちらに拙作オルタ短編小説「チキン・ダイバーズ」が掲載されることになりました。またこの他、いくつかのページデザインをやらせていただきました。
もう本当に火星ハイヴの引力不思議な縁のなせる技、としか言いようがないのですが、このような形で公式に関われるのは二次創作物書きとして望外の喜びです。なお、「チキン・ダイバーズ」は主に設定関連で「公認化」するため、Web公開時より少々手を加えたものになっています。またオルタのコミカライズをされている蒔島梓さんのイラストが入っております。……もう、これが最大の喜びですよ。実に漢&メカなイラストを拝領しましたんで、是非ご覧くださいませ。
いやー、このイラストの打ち合わせ一つ取っても、設定厨(!)には堪らない楽しさがありましたよ。例えば雲底を抜けて降下突撃していく戦術機を一つ取っても、文字では分からない情報──この段階で戦術機は銃を構えているべきか→重金属雲に入る前は手ぶらのはず超音速だぜ無理無理→でも雲底抜けたらレーザー自動回避するよなそのための減速だ→自動回避しつつ照射源探して撃ち返すのが基本機動のはずだから銃は装備してるはず→いやでも射程はどうか→最終段階だと高度は100m切ってるし水平距離考えても120mmなら余裕では→OKじゃあ銃は装備で──と、たったこれだけでも確認することがずらっと並びます。ましてや話の根幹に関わることになれば──当然、最初からどれだけキチンと「架空の現実」を考慮して書いて/描いているかが問われる訳ですし、そこが面白さといえます。ま、これはSF/ミリタリ系に限らず、二次創作全般の基本でもあるので、二次創作作家とは実に相性が良いわけですが:)
ともあれ、あくまで如星の短編はおまけ、メインとなる設定資料は鼻血モノでしたんで、架空現実大好きさー!という方には全力でお勧めです。……夏の企業ブースとかかなりの地獄ですが、BETAの屍を踏み越え、有明作戦≪Operation Lunatic-Dawn≫を戦い抜いた者ならば是非。(……如星自身は企業ブースとかもう数年行ってないんですがね!