今日撮ったわけじゃないけれど、死蔵しとくのももったいないくらい綺麗な空だったので。
例え嫌なことがあっても、この空が眺められて、んでもって俺の周りが平和なら別にいいや、とも思う今日この頃。世の中は可愛いおにゃのこにも溢れているしね!
「この世界のことが、好きなんだと思う」
という台詞に歴史屋的視点から共感したからこそ、俺の中では「ほしのこえ」より「彼女と彼女の猫」の方が評価が高いのだ──などと考えながら見上げる夕暮れは、何処かトレーサーでも飛んでいそうな空だったけど。
Summary="−−−−" Physical:-- (2003/10/01)
今日Wiki使いなヒトと会話して、よーやくWikiが「Webサイトを形成するファイル群を管理・生成するミドルウェア」なだけという点に確信が持てた。いやー、自分は興味ないし使わないけど何かぐらいは知っときたくて、google様に聞いてはみたものの、「実装(e.g.IE)」なのか「技術(e.g.HTML)」なのか「抽象概念(e.g.ハイパーテキスト)」なのか、色んな主張が散在してて分かり難かったので。
つーかですね、Wikiが何たるかをgoogleして出てくる上位ランクページの多くが、「テキストファイル技術を使うとXMLによる企業間商取引の自動化が行えます」級の、恐ろしい飛躍的説明ばっか目立つのは、その、いかがなものかと。おまけにその解説文たるや宇宙語の嵐……
サッパリ意味がわからん。まるで一部ネットワーク社会学系の研究計画書のようだ(w)。 まずは日本語を勉強しろというツッコミは置いとくとしても、当初は淡い淡い期待を──「blogは世界同時労働民主革命を実現する神のツールだ!」と叫んでいた人々とは一味違うのだろうと期待を抱いていたのだけど、どーやら同人種だったらしい。がっくし。
ま、夢を宇宙語で語って、何かを主張した気分に浸る快楽もわかるんだけどさー。骨太な利用者、すなわち真の開拓者は、googleの底の方に沈んで静かにコトを進めて行くというのも、またネット上の技術の普遍的なところかもしれにゃーね。
(2003.10.04 補足)
舌足らず故に語弊及び誤解があったようなので補足。Wikiが「技術」だと分かったこと自体が今回の収穫で、その果実については、あちこちで有機的に活用されている例も知っているし、裏の技術が何であれ、如星も既に便利に利用していたりする。どーも「ミドルウェアなだけ」と書いたのが誤解だったようだけど、1. ミドルウェアであるというのは凄いことだぞ(笑)、2. 一方でミドルウェアは技術であり実装であるに過ぎず、その果実は運用によってしかもたらされない、というコトが言いたかっただけなのだ。
技術と思想が結合しやすい、あるいは不可分であるケースがあることは認識している。が、blogにしてもWikiにしても、あたかもそれが技術ではなく、それだけを奉じていれば思想と化すかのような、要は「流行りの尻馬屋」が余りに多いので皮肉ってみた次第。以上、言い訳オワリ。
Summary="−−−−" Physical:-- (2003/10/02)
少女小説を読む女性がマリみてを指して曰く、「確かに面白いけど如何にも普通の少女小説、何処がそんなに特筆して受けているのかは分からない」、と。ふむ、この手の小説を読み慣れている人には確かにそうかもしれない。
思うに、シチュ書き、設定書きに走りやすい他のライトノベル読者たちが、元々少女向け小説が得意とする「人物・心理描写」に新鮮にハマったのではなかろーか。おまけにマリみては少女小説の中でも、この点で更に完成度が高い。あれだけ設定も特異で凝っているのに、あくまであれだけの人数の人物・心理描写で物語を進めていくのだから。そういえば、少女漫画も似たような傾向はあるね。
もちろんこれは最近読み出した人々の話で、元々のブームの火付けは多分何処か別の場所にあるのだろう。だけど、ブームが一つ良いことをしたとすれば、少女小説など恥ずかしくて手に取れなかったような男性諸君、あるいは手を出すとしても中性的なライトノベルまでだった人々に、書店でこの乙女ちっくな表紙をレジに持っていける理由を与えたことかもしれない:)
ちなみに、少女/女性向け小説の心理描写の妙は、実はボーイズラヴのような18禁テキストに端的に表れている。まぁこの際双方が男とだという点には目をつぶって(ぇ)、ちょいと18禁シーンだけでも立ち読みしてみるといい(買うよりも勇気がいるかもしれんが)。意外なほど、いや相当えろえろなコトに気づくと思う(w)。しかもそのテキストを追っていくと、男性向けならば、行為描写や擬音、声が大半を占めるのに対し、女性向けは紙面の多くを互いの心理描写に費やしているコトが分かる。それだけでこう、まぁそのなんだ、濡れ場をリアルに脳内レンダリングさせるのだから凄いもんだ。
文学となればまた話は違うのだけど、娯楽小説ならば、やっぱり面白さのキモは登場人物にある、ということを、マリみては如実に思い出させてくれるのではないだろーか。巷にゃシチュ設定倒れ小説が溢れてるだけにね。
Summary="−−−−" Physical:-- (2003/10/03)
昨日の写真。あまりに綺麗だったので。完全な夜景も良いけれど、いわゆる照り返し(小焼け)の終わる直前の夜景が好きなもんで。
全景。左手から汐留、東京タワー、大手町、東京駅。右手奥で霞んでいるのは新宿(下写真参照)。如星は大自然の絶景も好きだけれど、どちらかと言えば都市の景観を好む。人間とその歴史が作ってきた眺めだから、でしょーね。
東京駅丸ビルとその向こうの新宿エリア。何処かAfterDarkを彷彿とさせるねぇ。ちなみにgoogleで「AfterDark 郷愁」と入れると、うちの日記しか掛かりません。そんなの俺だけってことか:)
Summary="−−−−" Physical:-- (2003/10/04)
全てにおいてやる気の失せた日々、生物の本能欲たる睡眠欲・食欲・萌え欲(ぇ)を満たすだけの日々を過ごしつつある如星ですこんにちは。仕事にまでやる気が全然でないのは正直(給料という重い鎖に繋がれて生きる以上)どうかと思いますが。
何かを「受ける」一方の自分に苛立ちを覚えつつも、ま、生産的バイオリズムの低下は、じっと上昇を待っているしかないんですよね、これが。
そんなわけで食欲だけはある自分、腹が減ったので最近習熟運転中のリゾットをもそもそと作り出す。パスタと同じく、如星好みの硬さは日本人ウケしないのか、一部神々の店舗(プレチェとかストーンとか)じゃないと食べられないので、それなら自前で作れるようになろうと習熟挑戦中というワケである。米に程よく芯が残るように「フライパンで煮る」のにはなかなかにコツがいるのですよ。
先日ぷく氏ご推奨の「ユーロアール」にてパルミジャーノチーズ(よく削ってパスタとかに振りかけてるアレ)を買ってきてあったので、今日はリゾ・パルミジャーノで。この店、扱ってるチーズが軒並み「状態が非常に良い」らしい。フレッシュチーズの食い頃、本領発揮期間なんてのは非常に短い中、旨いところを客に売るってのは大変な商売だろうと思う。先日薦められて買ったロックフォール・パピヨンなんぞは、文字通り「状態が良いとはこういうことか」と言わんばかりの絶妙チーズであり、上記台詞を舌で実感したのでありました。
で、今日はそのユーロアールのパルミジャーノで。最近ようやく掴んできたアルデンテの炊き具合、火を止めてから削りおろしたパルミジャーノをバサバサと混ぜ込んで完成。具もナニも無いシンプルスタイルで──簡単なのでいつも作ってるのと変わらぬ製法である。
が。一口食ってみると……ありえないぐらい旨い。自分が作ったとは思えないくらい旨いのである。一瞬自分の料理の腕前が飛躍的に上がったのかと錯覚したが:)、ハタと今日使ったチーズに思い当たった。うーむ、「メシの旨さなんざ9割方材料で決まる」とは魯山人の言葉らしいけど、モノの見事に実証されてしまった次第。オチも何もないんすが、あまりに感動したので日記メモ。ユーロアール、チーズ好きなら迷わず通うべし。
Summary="−−−−" Physical:-- (2003/10/05)
「君が望む永遠」アニメ、一応見てみました。
如星はアニメ業界にはトンと疎いので細かいことはなんも知らず臨んだのデスが、事前にオフィシャルページの「各話紹介」を見た時点で、そのあまりの端折りペースに既にアゴの関節は陥落済み。2話で第一章完結ってなんせね! 14話全部をかけて第一章を流し、初見の人々を鬱に陥れてゲーム本編を買わせる方がよっぽどいい気がしますが(苦笑)。コンシューマでも出てるんだし(苦々笑)。
で、第1話視聴完了。予想を1mmもはみ出ない残念っぷりです_| ̄|〇
その……予想通りに超ダイジェスト版です。ゲーム経験者以外はまったく眼中にないような強引な造りで、かつゲーム経験者からしても新鮮味もなく八倍速進行が鼻につくだけというか……ええい、そんなきっと誰もが書くようなコメントは辞めましょう。きっと誰もが思ってるだろうから!
一応これだけ二次創作をするぐらい君望という作品を愛する身としては、そのサンガリアのすいかジュースのような、薄まってエグみばかり目立つような汁物を君望と思われるのは非常に残念なわけです。が、一応「資料的価値」は如星にとってはありました。それは、如星が「日本の高校」を知らないという点で、プールの作りとか授業の雰囲気とか、その中で動く君望キャラ、という面ではそれなりに二次創作魂を突付かれはしたのです。まぁそれも次回2話目までですが……。
ま、これは再び本物のエキスを、開封もしてないDVD版君望をそろそろプレイしとけという、天啓なのかもしれませぬな……。嗚呼。
よーし、久々に君望サイトらしいことを書いたぞ!(w)
Summary="−−−−" Physical:-- (2003/10/06)
気分が悪い。何をする気にもならないとはこういう事。面白いことがなーんもない、というより、面白いことに向かっていく気力の方が足りないようだ。ひたすら本を読んだりして、input側に努めてみる。
おまけに最近体調まで悪いのである。病気というレベルではなく、疲れやすい、だるいという、遅れてきた夏バテのような症状。目覚めの悪くない方だったはずなのに、朝は起きられなくなった上に、血圧が上がらないのか眩暈までする。おかげで朝らぐななんぞ夢である。ちょっと階段を駆け上がるだけですぐに息が切れるし、夜は早くから思考力が鈍くなる。うーむ。
2と3は洒落にならん……。遊びまわるにも何にも体力は資本。真剣にコンディショニングプログラムを組むべきだろうか……そんな時間は露もないので、4だと思い込んでとりあえずはしのいでみよう(ぇ)。
Summary="−−−−" Physical:-- (2003/10/08)
体調、なんだかあっさりと回復。久しぶりの快適な目覚め、指先まで神経が行き届いている感覚、駅まで走るときの足の軽さ──わずか一日でのこの違いはなんなんだと考えたけど、思い当たる節はひとつだけ。
昨日は一枚多く布団を掛けて寝たなぁ。
確かに、元々如星はかなり「ぬくぬく」と寝るのが好きな方である。それに思い返してみれば、最近明け方によく夢を見ていた気がする……何の事はない、朝寒くて眠りが浅かっただけらしい(w)。それで慢性的な寝不足になっていたようである。睡眠って大切ですねぃ。
……にしても、これで体力に警鐘を鳴らすという折角のイベントは失われてしまったわけである。まぁちょっと寒いくらいで眠りが浅くなるなんて、眠りを維持する体力が落ちている証拠かもしれんが……。
帰りに寄ってみた。初々しく可愛くていいね。他のメイド系店舗みたいに電波濃くないし。いやでもホントに……これだけメシがまともでカフェ(エスプレッソ・カプチーノ)が神級で、サービングが真剣であれば、訪れる価値はあるでしょー。
ただでさえ旨いエスプレッソ、やよいさんがいるとイラスト入れてくれたりするんだけど、今日はいらっしゃいませんでした。抹茶アイスは秋葉界隈で食えるモノとしちゃ屈指のデザートであることが判明したのでいいんだけどね:)
その足でSerieへ。あまりに月が見事だったのと、外が程よく涼しかったのでテラスに座ってみた。
先に来ていたぶどう氏が白のボトルを開けていたので、ちょっと嗅がせてもらったら凄まじく甘い香りがするではありませんか。あまりワインが飲めないが故に旨さも今ひとつ分からない如星だけど、喉の渇きもあったのか、今日は妙に感覚中枢を刺激されて思わず一杯注いでもらう。いやー、リンゴを水に溶いたような味わい。余りにの旨さにおかわりしちゃいましたよ、この普段なら一杯で赤くなってやめてしまう如星が! 社長がそれを見て曰くの「当社の教育プログラムの実績です:)」という台詞は実は当たってるのかもしれない。恐ろしや恐ろしや。
そよぐ頭上の樹の向こう、薄く雲の掛かった月。厚い雲がプリズムのように、月の光で虹色のリングを夜空に飾る。快適なテラスと旨いワインと鯵に青カビ友にして───極楽ってのはこーゆーのを言うんでありましょうなぁ。
Summary="−−−−" Physical:-- (2003/10/10)