MACHINA EX DEO
如星的茶葉暮らし

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The most precious element of this world is "neta". Amen.

【2003-06-21-土】

【円卓の管理者達】

の運営会議──という名の呑み。同じ鯖を運用していても、オフラインでの顔を知らない人同士が結構いるとわかったので、一応一揃いの顔を知っている自分が企画して、文字通りの「オフ会」開催である。

……とは言ったものの、個人的には所謂「呑み会」というのがイマイチ好きじゃないってのは何度も書いている通り。今回は(少なくとも俺にとっては)気心知れた連中ばかりなのでそういう心配はしてないのだけど、呑み会嫌いなだけに幹事などは無論したことがない。10人以上規模の人間が集まって呑める店などトンと知らんのですよ、これが。いや嘘じゃないって、俺の知っている店はほとんどが多くて4人までなのでありますよ。それが俺が一番寛げる人数の上限なので。

しかし、あまりに適当に店を選んでしまうのは、胃の中に車を飼っている(胃の中に都内のマンションという某氏にゃ負けるが)如星としてはチト悔しい。だからギリギリまで悩んでみたのだが……要は新規開拓、そんなコトをしている暇が今週はまったく取れなかったのであります。(だから日記も書けなかった…というのは言い訳に過ぎるか(w) 結局、鯖つながり=どうせデジタル野郎ばかり=無線LAN来てるし村役場でいいか(・∀・)!という安直な結論に達してしまったのであります。ううむ。

ま、結局のところ楽しめたし、問題ないんだけどね。ちなみに結局誰も無線には繋がなかったのはご愛嬌ってことで。

Summary="−−−−" Physical:-- (2003/06/21)

【2003-06-25-水】

【for the 3rd time】

Tantissimi Auguri di Buon Compleanno.

──と、言うんだそうだ。ま、これ以上の言葉は必要あるまいて:)

Summary="−−−−" Physical:-- (2003/06/25)

【2003-06-28-土】

【趣味の領域】

帝国ホテル。宿泊は偶然にも実に一年ぶりぐらいである。

パーク・ハイアットに代表される純外資系の「西洋型を日本に合わせた」ホテルサービスもいいけど、「日本型に西洋風を取り込んだ」サービスの良さは、こないだ山の上ホテルに泊まって特に感じていたところ。とは言っても、そうそう何度も足を運ぶ場所ではないし、もう少し「年相応」になってからゆっくり泊まりたいというのも心情。しかしながら、あちこちから「どっしり重い帝国の『スタンダード・サーヴィス』は、時代の流れで変わりつつある」と聞かされ思わず決断。今の姿を記憶に留めおきたくての選択である:)

ま、大仰なサーヴィスの比較論は俺なんかよりもよっぽどホテル慣れしてる人々のオンラインレポートに任せましょう。とりあえずは今回の宿泊で感じたことをつらつらと。

今回はちょっとした祝い事ということで、事前に花束等色々とホテル側にお願いをしておいたのだけど、どれもこれも自然に用意してくれたのが好印象。安っぽく押し付けがましくない対応はやっぱり日本的なのかも(いや、例えば誕生日と聞くと席まできて歌を歌うイタリアのノリも好きだけどね)。「せっかく帝国なので」とホテルダイニングにしたのだけど、味こそ特筆感嘆するほどではないけれど、やっぱりトータルの「ダイニング」としては問答無用にレベルが高い。まぁ「流石は帝国だねぇ」という台詞が呟きたくて泊まっているので、これぐらいしてくれないと困るのだけどね(^^;; 逆に言えば、僅かなピースが欠けても「帝国なのに」と言われてしまうのがこのランクでの厳しさ。一般的な話になってしまうけど、混んだフロントの対応から最後のチェックアウトまでピシリと折り目が通っていて、滞在中サーヴィスで気分を障られる事なぞ皆無でありました。「うーん、流石は帝国だ(笑)」。

【ホテルバーのトーン】

滞在中、唯一ちょいと残念だったのがこのオールド・インペリアル・バー。深夜最後の寝酒をと、一人でふらりと初めて行ってみたのだけど……帝国のホテルバーなんだから、もう少しドレスコードぐらい効かせても文句は出ない気はするなぁ。客層に飲み屋と勘違いでもしてるのか、Tシャツでビールばっか飲むガキがテーブル席にいたりする辺りは興が削げる。ま、騒いではいなかったのでいいんだけどね。

カウンターについてさえしまえば背中のテーブルなぞシャットアウトできるし、バーテン氏他の対応は満足レベル。個人的にはつまみに頼んだオリーブがピクルスじゃなく塩漬けだった辺りにさり気なさを感じたり:) 目に付いたスプリング・バンク15yrで店内を眺めつつ、しばし物思いに耽る。……と、重々しい木箱がカウンター内を運ばれていくと思ったら、やっぱりシガーが出るんですな。頼んだお客さんも俺と同じように一人客、周りなんぞ我関せずといった風情でしみじみとシガーを味わっている様子。かすかに漂う干し草のような香りは流石、煙いだけのタバコとは偉い違いである。

最後に何か寝酒を、という俺に勧めてくれたラム。軽く「どう飲むのを勧めます?」と聞いてみたら、心地よくも生真面目な態度を堅持していたバーテン氏が、その時だけ相好を崩して「寝酒ならロックにライムをちょいと落としたのが私は好きですね」と「酒好きの顔」を見せてくれたのが妙に嬉しかったり。まぁ何処のホテルバーでもそうだけど、飲み屋のような頼み方をしたり、あるいは逆に連れに延々と薀蓄を垂れながら注文するなんて客が結構多い中、「フツーのバーの客とバーテンのもたれ掛かり」をされると、向こうも結構嬉しかったりするモンなんだろうかね。毎回その後妙にサービスがフレンドリーになるのを体感する:)

相当酔いが回ってふらついても、「チェックは部屋に」の一言で、すぐ上に帰れば寝られるってのがホテルバーの良いところ。深夜で流石に静まり返った帝国のロビー、それでも靴音を吸収する赤絨毯の上を歩いていると、まるでこのホテルを独占しているような感覚がなかなか楽しい。無論、明日のことでフロントで二、三会話しても昼間と変わらぬピシリとした対応で、気持ちよく自室に帰還する。「深夜のホテルロビー」の居心地のよさって、やっぱりホテルランクと直結してるんだろーなぁ、そういや前回着たときも深夜チェックインだったねぇ……等々、ちょっとした昔の記憶に思いを馳せながら。

Summary="−−−−" Physical:-- (2003/06/28)

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