最近書きたいことを書けてないなぁ、と頓に感じる。
……それもそのはずで、思考の吐き出し口、文章欲の対象たる日記が、結局10日以上空いてしまっているのだから。しかし実は日記が書けないほど忙しいわけではないのだ。むしろ先週は時間に余裕のある日々だったしね。
理由は簡単、まず第一に、余裕があったが故に「日記に書きたい事」が数多く発生し、逆説的に書く時間が減ってしまったこと。第二に、折角の「書きたい事」だから後日頑張って書こうとするのだけど、やはり体験・記憶共にフレッシュではないので日本語を何度も練り直す羽目になり、なかなか筆が進まなくなったこと。第三に、今日この日に「書きたい事」が起きても、前々のネタを書き終わってないので書けず、ネタメモには残しつつも時間が経ってしまい、第二の理由にループしてしまう、ということだ。
ハイ、とゆーわけでやめやめ。今日の日記は今日明日で書く。フォローアップ日記は、当日日記を書いてから追えばいいではないか、という見切りをつけて、とりあえず今日の日記を更新である:)
しかしこの結論、日記糞詰まりが発生する度に再到達している気がする。いい加減学習しましょうワタクシ。
さて、インフォメページには一足早く載せていたのですが、こちらでも告知を。
大変長らくお待たせいたしました、前回冬コミにて発行しました君望二次創作小説集「機械仕掛けの永遠」の通販を開始いたしました。こちらのページよりご利用くださいませ。
前回夏コミ本の通販が瞬殺だった反省に鑑み、今回は通販用にも若干量残るよう部数を調整してみました。……が、こうして告知をしている段階で、既に半数ほどが出ており、残部は僅少です。これだけ放置プレイのサイトの小説本を遠方よりお求め頂く皆様に心よりの感謝を捧げつつ、お申込みをお考えの方はお早めに……(^^;;
今日の一滴="−−−−" (2004/01/25)
先週書いた「Cafe Anise seed」、再訪記を兼ねて前回の続きをば。
食事や内装等、今までのメイド系店舗はなかったクオリティを叩き出してきた点は前回書いたので、今回は制服とサーヴィスなどに触れてみよう。
まず制服。これは素晴らしいの一言に尽きる。公式サイトの写真からもある程度見て取れると思うけど、コスプレっぽい安さが無く、ボリュームある生地を丁寧に縫製した、真面目な装飾服となっているのだ。この点については、前回同行者にして自ら服飾系の香麟さんのお墨付き。やはり好みはロングスカートで、ふわりと広がる綺麗なプリーツに一目惚れ。と言いつつも、ショートの方もキッチリとドロワーズを覗かせるなど、とにかく手抜きがない。
またこの制服に命を吹き込んでいるのが、彼女らの立振る舞いである。「服は中に人が入るまでは唯の布地」とはよく言ったモノで、この服装に相応しい身のこなしがなければ、服装は死んでいるも同然だと思う。……ロングスカートのメイドさんが店内の階段を、全てのラインが美しいままに前でたくし上げ、そこに銀盆を載せて軽やかに上がっていく様を見たとき、不覚にも数秒間呼吸を忘れました(ぇ)。その方が特別だったのかもしれないけれど、それにしてもあれは「自らの着ている服がどういう構造で織られ、どう動かせばどうラインが変化するかを知り、その上で何度も鏡の前で試さなければできない動き」だと思う。生粋のレイヤーさんは「見られること」を振舞いに到るまで意識すると言うし、あるいはこれは、見られる事を前提として振舞いを叩き込まれた、ヴィクトリア時代の
……コホン。ちょっとトリップしてました。ともあれ、オーダーを取る際、膝を折るときのスカートのふわりとした美しい広がり、また店内での動きとい、着乱れのなさといい、あの制服をキッチリと生かしている。この振舞いがあるからこそ、一定線以上の「サーヴィスのよさ」がより引き立っているのだろう──サーヴィスレベルが飛びぬけて良い訳ではないけれど、他のメイド系喫茶や、普通のカフェなんぞよりは明らかに高い。折り目のある振舞いと相まって、快適な居心地を与えてくれるのだ。また折り目と言っても、一言二言交わしてからのフレンドリーさもキチンと「メイドカフェ」しており、心理障壁が高いわけでもないのだ。ん〜、いいバランス。
と、かなり手放しで誉めてきた「アニスシード」。あえて挙げるとすれば、厨房・裏方の男性をもう少し控えさせるべきか(一方、レジ裏に黒ベスト姿の男性を配置してるのは雰囲気としても非常に良いと思う)。また真面目に飲み食いをすると結構なお値段になってしまうのも、学生さんなどには辛いかもしれない。ま、お茶とケーキだけに行くにも十分価値はあるので、その辺りでコストを下げることは可能でしょう:)
結論。如星的趣味には強固に合致、脊髄よりお勧め。また秋葉界隈のメイド喫茶とは「使い方が異なる店」と捉えるべきかも──クオリティや目指している方向からも、あまり同列に論じないほうが、よさそうだ。
今日の訪問では、オリジナルカクテルの「アニスシード・ショート」を頼んでみる。前回頼んでおいしかったので、もう一度試したのだが……味が全然違う。その名を冠している通り、アニス系のリキュール・ペルノーを使っている点は同じなのだけど、柑橘が効いていて「飲みやすく」なっている。が、薬草酒好きを満足させた前回の一杯からすれば、俺には物足りない。
疑問に思ってバーテンの彩花さんに聞いてみたら、丁度その頃から「飲み易いよう」レシピを変えたとか。そこで、改めて「旧バージョンで」と頼みなおす──ペルノーとドランブイを合わせた、慣れない人なら「薬臭さ」と称するであろうハーブリキュールならではの味と香りの深み、コレこそが、如星の好みである。うーん、適当な酒が多い「オリジナルカクテル」において、これだけのモノを出してくるとは、これは侮れない。やるねぇ(・ー・)
右に載せた写真のような、メイドさんが何か描いてくれる萌え系(?)メニューにも初挑戦。これをメニューに載せてシステム化している辺りは巧いなぁ、と思わざるを得ないのだが:) ちなみに二回目の訪問にも関わらず、このWRさんには記憶されていた模様。初回訪問時に、ハーブティー「アニスガーデン」の構成ハーブ要素を香麟さんと二人で言い当てたのが印象に残っていたらしい(・∀・)。
今日の一滴="カクテル:アニスシード・ショート(old ver.)" (2004/01/29)
日記フォロー更新、特に「Cafe AniseSeed訪問記」を前・後で2つばかり上げました:) 日記ペース取り戻さないと……(汗)。
ちなみに写真に大した意味はありません。在りし世界はそれだけで美しく。帝都に掛かる光ぞ恋し。
今日の一滴="−−−−" (2004/01/30)
昨夜遅く、IRCにてariさんがCafe Serie目指して明日進軍してくるとのこと、折角なので&そう言えば久しく如星も芹のメシを食ってないこともあり、ランチタイムにて迎撃。
その時ふと、もしかしたらパーティー貸切等あるんじゃないか、という考えが過ぎる。自分や常連だけならいざ知らず、わざわざ出向いてくる人がいる時には、万が一を考えてよく電話を入れておくのだけど、今回に限っては何故か「夜じゃないから大丈夫か」などと結論付けてしまったのである。 ……迎撃決定したのが0300時過ぎだったしね。
で、案の定貸切(;´Д`)
こういう時の最強の代案、昼時にはピッツェリアとして君臨するお隣さん・プレチェネッラ──しかし双方遅刻しての進軍だったおかげで、ラストオーダーは数分過ぎてしまっていたのである。……数分くらいなら「なんとかなりそうな」タイプの店ではあるのだけど、ここは「釜の火を落としてしまう」という厳然たるオーダーストップ理由が存在するのだった。うぐぅ。
教訓。悪いほうに倒す時には、予感を信じるべし……。
Fateにがっちりプラグインされ、おまけにロックされて精神が帰ってきません(苦笑)。
活劇というだけあるノリやすさと、健在な重厚なる奈須節が相まって、時に呼吸すら忘れさせる没入感をもたらしております。うーん、さすがは同人物書きの仰ぎ見る者。
問題は長大なプレイ時間を取られるということで……(;´Д`)
ま、詳しいレビューは後ほど。再び潜行します……。
今日の一滴="酒:ジャスティノス・マディラ オールドリザーブ" (2004/01/31)